宇宙からのメッセージは凄まじい映画であり、邦画史において、いや世界においても貴重なSF映画だと思います。
ですからぜひ一度見て欲しい!と強く願うSF作品の一つ。
・・・なのですが!
こうなんというか!
「ごめん!見ても評価を僕に聞かせないで!やめて!」
となってしまう!
だってこれ世間では散々「ヤバい映画」という扱いが多いゆえに、大変酷評が多い!
けど!実は僕!この映画で大変に感動しているモノだからさぁ!傷ついちゃうからやめて!
宇宙からのメッセージに感動した男がここにいる
世間では実にヤバい映画、いわゆるカルトSFと言われている宇宙からのメッセージ。
この映画を見たのは、とうに時代は過ぎ去り2000年初頭。
当時の僕は思い切りキッズで、この映画は親がレンタルしてきた一作として紛れ込んでいました。
そのパッケージはいかにもな大作SF感。
裏を見てみると、そこには聞き及んだ名ばかりが並ぶではありませんか。
なかでも覚えているのは、監督・深作欣二。
まぁでも深作監督がこういうタイプのSFなんて撮ってるとは知らなかったし、一体どんな映画なんだろうなと気になって速攻で見ましたよ。
(なぜならこの頃、あのバトル・ロワイヤルブームがあったもんで、キッズだった僕ですら深作監督がスゴイ人という認識がありました)
そして、物語は始まるやいなや、キッズの僕は夢中になってましたね。
とにかくワクワクして、ドキドキして、カッコイイ宇宙船が出てきて、爆発炎上の大迫力。
そして最後のシーンで、とても感動したのを覚えています。
それから部屋の中で、一人で拍手。
まさに名作・・・それが、僕にとっての宇宙からのメッセージだったのです。
大人になり宇宙からのメッセージの真実を知る衝撃
幼少期に大感動した傑作SF映画「宇宙からのメッセージ」
映画を見て一人で拍手をした映画体験をしたことが殆どない僕にとって、この映画が残した印象というのは圧倒的なものでした。
それから十数年が過ぎたころ。
インターネットもとっくに発達し、各映画レビューサイトも乱立。映画の感想はシェアするのが当たり前となったような頃。
僕はかつて大好きだった宇宙からのメッセージをもう一度見ようと思い、ネットで検索を掛けました。
そう、最近では古い映画も配信されているし、DVDも持ってないからゼヒ購入しようと思ったから。
ところが、ここで僕はトンデモない衝撃を受けます。
なぜなら、ネット上で偶然見てしまった宇宙からのメッセージのレビューが
殆ど駄作扱いしていたんですよ
しかも一人ではない、けっこうな数の人間がこの映画に対して批判的なレビューを重ねている。
いやまて、そんなバカな、何かの間違いだろ?
と思い映画を見るのもそっちのけでレビュー漁りをした結果わかったのが
どうやら本作は世間において
「スターウォーズをパクったヤバい映画」という扱いが基本。
褒めている人はいるのだけれど、なんというか・・・こう、ホメにくい感じがヒシヒシと伝わってきている。そしてとにかく「わけがわからない」という評価が圧倒的なわけです。
さらにこの映画、海外進出して初めて200万ドルの売上を達成した映画ということもあり、日本人よりも海外の方々も熱心なレビューがある事に気が付きます。
しかし、ホメられているわけじゃありません。
むしろ、日本人よりも、海外のほうがこの映画を明らかに「クソ映画」として見ていて、とにかく吹き替えがひどかったとか、ビッグ・モローがなぜこれに出たのか皆疑問視しておりまして。
そして、とにかく日本人以上に「意味がわからん」具合がスゴイ。
日本人の場合本作を真剣に「駄作」と言っている人がいるのに対して、海外だともう「笑えるほどクソ」みたいな状態。
いわゆるB級映画のノリが完全に仕上がっておりますね。僕は嫌いじゃないですよ、こういうのむしろ好きです。
しかしまぁとにかくレビューが荒れておりまして、大変複雑な思いを抱いた僕。
というか、酷評がヒドすぎて僕はついに憤慨。
『君らいったいどんな目をしているのだ!なにがパクリだ!何がクソ映画だ!あんな感動大作SF映画をどーみたらそう言えるんだ!映画を見るセンスが無さすぎる!』
とキレまくり、その勢いで宇宙からのメッセージをついに再視聴。
そして僕は思ったわけです。
『あれ・・・・この映画・・・ヤバい映画なのかな・・・』
大人になって気がついてしまった数々のヤバいシーン
まず冒頭、突如はじまる謎の惑星での戦いから物語がはじまります。
この惑星では、頭に植物の冠みたいのをのせた人々(ジルーシア人)が、懐かしのSF的装備をもったく帝国ぽい人々(ガバナス帝国)により自分の星を侵略される所からはじまります。
とまぁ、その時点でおそらく多くの人は驚いてしまう。
なにせこのガナバス帝国人。
みんな顔を銀色に塗っているのです。
しかも格好が、もうどーみても、戦隊とかライダーの敵幹部にありがちな、ケバケバしい甲冑姿。70年代の東映特撮劇場でもはじまったのかと思う程。
これに関して、子供の頃はまったく何も思わなかった。
しかし再視聴した時には、たしかにヤバいかもしれんと困惑。
その内に、あれよあれよと「8人の勇者を集めるため、聖なるリアベの実を宇宙に放つ」という展開がスタートしていきます。
あれ?おかしいな、凄い里見八犬伝してるぞ
と気がついたのは当然。
さらに、勇者達を迎えに行くための姫様と猛者が現れ、星を脱出するのために使う船というのが。
普通に帆船なんですね。
さらに突然現れたカッコイイ宇宙戦闘機のパイロットが暴走族で、謎のチキンレース!
それをおっかける宇宙警察が交通機動隊みたいな格好!
その暴走族にやたらノリノリンの金持ちの女の子!
クセが強すぎる関西弁のおもしろチンピラ!
自分のロボットの葬式のためにロケットを飛ばした上、突如軍をやめる将軍!
その将軍のロボットであるロボコンみたいなベバ2号!
そして、思っていたとおり、彼らはみなあのクルミみたいなリアベの実が届き、神に選ばれた勇者であることが判明する。
「ふえええ?これが勇者ぁああ?」
とまぁ改めてびっくりする。
おかしい、なんかおかしいぞ??
さらに謎の宇宙ホタルを捕まえるという展開がスタート。
宇宙服どころか、粉塵マスクみたいなのを付けただけで突如宇宙で平泳ぎをしながら、核廃棄物を光をキャッキャしながら捕まえる若者たち・・・
・・・・なんだこれ。
僕は一体何をみてるんだ?
本当に僕は子供の頃にコレを見ていたのか?
外国人と日本人があわさって一体何をやってるんだ??
とまぁ頭の中は疑問符で一杯。
さらに出てくる、怪物となった息子を無理やり嫁にしようとする老婆がやたら怖いわ、勇者になるかと思ったら全然なる気がない連中は、ひたすらカオス。
その間にガバナス帝国は地球侵略を目指しはじめたと思ったら、なんと惑星ジルーシーアごと地球に接近してきて、ここで惑星ごと改造された「惑星大要塞」です。
た、たぶんこれ昔はデス・スター意識して作ったんだろうな・・・・というのはわかったのですが、大人になって見ると突然惑星が要塞になることにビックリしましたね。なんせ惑星ジルーシーアが冒頭に出てきたとき、ふつうの惑星にしか見えなかったですから。
『いやまて・・・こんなトンデモ映画だったか?違う映画借りちゃったか?おかしいぞ!』
と正直過去の記憶と現在見ている映画が同一かすら怪しくなってきました。
ところが、後半にさしかかり始めたあたりから、次第に気持ちが変わっていくのです。
それは、あの千葉真一が謎の甲冑姿で現れはじめた頃でしょう。
しかも「ハンス王子」という名前で、ヒゲずらのおじさんが突然砂漠で馬にのって現れる。
しかし、このハンス王子、やけに口調が渋い。
格好こそフザケているものの、この千葉真一の登場により映画の空気がピリっとしはじめるのです。
さらに出てくる地球連邦議長の丹波哲郎。
この人が出てきたおかげで、突然「地球がヤバい」と思いはじめる自分。
でもって、全員がようやくクルミを手にし、惑星大要塞とかしたガナバス帝国本拠地に乗り込んでいくこととなった時、ビッグモローが空気を一気に変えました。
それまで、軍をやめたヨッパライのロボ好きオッサンだったのが、丹波哲郎に「大使をまかせたい」といわれ、誇り高き軍人へと復活劇を遂げる展開で、一気に空気が変わ
しかも、それにつれモローのつれてるロボット、ベバ2号がどんどんカワイク見えてくる!
それから真田広之らの乗る合体戦闘機が完成するのもあつい。あれはカッコイイ。チキンレースの伏線がようやく効果をもちはじめる。
という特撮部分の凄みが次第に際立ちはじめるや否や、その迫力が次第に高まり、どんどんと物語にのめり込んでいく自分。
最初は仰々しすぎると思った帝国人たちの台詞回しも、次第に壮大な物語の叙情詩の一部であると理解しはじめ!それが千葉真一の殺陣によりマックスにまで到達!
さらにあの惑星の動力部に向かうため、基地内部を戦闘機で突っ込む作戦のかっこよさ!
そして、あのラストですよ・・・
まさにスペースオペラというべき大円団の中、ビック・モローが最後に言うあの台詞。
「──宇宙は広いのだよベバ
我々はちっぽけな存在だが
夢だけは無限でありたい」
この台詞で一気に感極まった僕。
そして、最初はあれだけ頭がおかしいと思っていた宇宙を漂う帆船をみながら
暗い部屋の中で、ただ一人無言で拍手をしていたのです。
そう、子供の頃と同じように。
宇宙からのメッセージという愛すべき映画について
子供の頃に見た映画が、じつはトンデも映画だと気がついてしまう。
こういう経験をしたのは、きっと僕だけでは無いはずです。
まぁ本作は、とにかく冷静に見てしまうと、たしかにカオス。
なんというか、キャラが立っているのだけれども、どれもこれも要素がゴチャゴチャで統一感が無く、これ絶対勢いで撮ってますよね深作監督!と言いたくなる構成。
しかし本作が「原案石ノ森章太郎先生」だと思うと妙に納得というか。
これ、当時の戦隊モノの第一話みたいな集合の仕方をしてるんですね。
というか、キャラやストーリーは日本の特撮作品ぽいというか。
「放射性廃棄物の宇宙ホタルを捕まえに行く」というノリも、子供向けの特撮のノリで見たらそこまで大したダメージは受けないはず・・・かな?うん。
でも、大人になり冷静に見るまでもなく「完全なおフザケ」とわかるシーンでもあり、普通のSFとして見たら怒られちゃう気がする。
けれども、きっと企画の段階で決まっていたとは思いますし、子供が好きなんじゃないか?という発想のもと作られたような気がしないでもない。
おまけに、見せしめに月を吹き飛ばす。
いや月吹き飛ばしたら地球エラいことになるけど!?
なんてツッコミをおそらく見ていた大人全員が入れていたでしょうね、たぶん。
でもって、惑星が実は要塞化してあって、その星ごと移動。
地球に宣戦布告し、その結果、半ば強制的に勇姿たちが戦いに参加することになる。
これらプロットを見ていくと、通常の映画として見てしまったら、あまりにギリギリすぎる。
要素と要素がゴチャゴチャのお祭り状態。
ストーリーを進めるために無茶をしすぎている。
どうもコレに関しては深作監督自体もお手上げだったのか、最初から脚本が気に入らないと別の方に変えた。
しかし、その後も現場で再び「脚本がおもしろくない!」と怒り出し、せっかく交代した脚本家の松田寛夫さん(当時一緒に柳生一族を撮影していた方)とまでかなりの喧嘩に発展したらしく、当時の平山亨プロデューサーが本社に泣きついたという記録も残っている。
いや・・・そりゃそうなるよな・・・とは思うんですが。
監督も脚本も、そのキャリアで最も撮影してきるのは「暴力映画」なんですもん。
ヤクザとか、そういうのが出てくる映画なんですもん。
そりゃこの「子供向け特撮」のノリが強い脚本はどうやっても馴染みません。
そんな仁義なき戦いで知られた深作監督は、こうしたスペースオペラやら戦隊のノリとはまるで縁が無いどころか、ひたすらに不向きにしか思えない。
けれど、ガンマー第3号を撮影した経緯から日米合作SFに抜擢されたのかもしれませんね。
にしても、あのモンスターホラーSFと本作はまるで別物すぎる。
こちらはシリアスさとかリアリティよりも、ワクワクドキドキのスペオペ。おまけに世界観はやノリはスターウォーズというか、日本の特撮ヒーローですよ。
とまぁ、よく考えれば考えるほど、この仕事をよく引き受けたなと思います。
おまけに本作は、本当に東映が「スターウォーズっぽい映画を作ってブームに乗って一儲けしてやる!」という意気込みで作られた作品らしく、その制作期間も凄まじく短い。(スターウォーズの日本公開前に本作を公開するため)
なので、とにかく全てが急ピッチで進められたらしいですし、深作監督も最初から「スターウォーズブームで行きがけの駄賃を稼ぐ映画」として認識してたようです。
まぁともかく、大人になりこの映画をもう一度見たあと、様々な情報やらを拾っていくと、あまりに子供の頃おもっていた映画とは違う。
僕のイメージとしては「日本のすごいSF大作映画!」だったのが、調べれば調べるほど「ブームにのかって急拵えで作ったパクリ映画」という情報がドンドン出てきちゃうんですね。
でも、それが当時の東映の稼ぎ方だったし、映画ビジネスってのはそういうもんだと大人になっている僕は納得はできます。
しかし、やはりちょっと胸が痛い。
大人になるってのは、こういう痛みの繰り返しなのかもしれません。
しかし売上は良かったようで、宣伝も大々的に行っていて、この映画にすごい期待をしていた人たちも大量にいて、劇場に足を運んだようですから。
しかし、それゆえに「なんじゃこの映画は!」という感想になるのも、大人になるとやはりわかるというか・・・ハードルを上げまくっていたのも当然ながら、スターウォーズブームというか、スペースオペラーブームというか、そのさなかに本作を放り込んでSFファンや大人に映画を売るというのはつまり
『批判なんか知ったこっちゃない、稼げれば良いんじゃい!』
という東映の本音がもう出ちゃっている(でも、そのギラギラした感じ、東映らしくて嫌いじゃない)
しかもこのギラギラした東映はしっかりお金は掛けているし、特撮パートは破格。
・宇宙船のミニチュアだけでも70個
・リアベ号、アロン号、シロー号の実物大模型も制作。
・宇宙帆船エメラリーダ号は全長40mの実物大セットが作られ、その製作費だけでも2,200万円を使用。
・ガバナス大要塞の指令室も実物セットを2,400万円もかけて作られている。
金額だけではなく特撮技術も後半にかけて次々と光るテクニックが現れていく。そう、後に宇宙刑事で知られる矢島信男さんの仕事。
当然、スターウォーズと比較したらレベルが違う。時折見えるチープさはいなめない。
しかしレトロな特撮好きとしては味があって大変好き。とくに合体する飛行機「リアベ号」は「なぜ合体させる必要があるのか?」という疑問は、ソレを見てきがつく「わかる、カッコイイからね!」であり、子供ゴコロがくすぐられる(のちにプラモデルが発売されている、それも日米で)
そして、やはり再び見直しても、後半の乱戦になってから深作監督の良さがついに現れはじめる。
帝国と8人の勇者たちがついに銃を撃ち合いはじめれば!ここぞとばかりにカメラが寄る!揺れる!倒れる!突然はじまる乱戦を、まさしく乱戦として映すカットのテンポの良さ。効果音だけがピコピコしてるけど、ここは間違いなく深作カット!仁義なきスペースオペラのはじまりだぁ!
さらにさらに千葉真一の立ち回りシーンになるとスゴイ!時代劇風洋風殺陣!日本刀の振りじゃなく、ちゃんと洋刀を意識して片手振りの突き重視!スターウォーズが日本刀を意識したのに、こっちはしっかり洋刀だ!スゴイぞサニーチバ!
でもって的のボスとの戦いなんですけど。
もう最高なんですよね、いきなり二刀流。
しかも刀を大から小へと一本づつ、すーっとぬていきながら、階段を降りる足運びの隙の無さときたら・・美しく、明らかに強い。
いっ・・・一体どうしたロクセイア12世?
今まで付けた鼻が目立ちすぎる死神博士がママの、銀色の顔をした悪の組織のボスであり、戦うのは真田じゃなくてライダーとかデンジマンの間違いじゃないのか?と思って居たはずのキャラが、本当に、本当に突如として江戸の剣豪になる。
しかも殺陣がはじまると思ったら溢れ出す殺気がすごい!なんなんだこれは!どういうことだい成田三樹夫さん!どうやって見れば良いんだい!?
さらに、やはりライダーの敵幹部みたいな格好してたソニーチバの口上もまさに時代劇!けれども気迫の籠もったその眼差し!見方によっては特撮版柳生一族の陰謀!けれどもうかまわない!そういうもんだ!いけーチバさん!
そう、ここまでくると僕はもう細かいことはもうどうでも良くなる。
それほどの殺気があり、どういうわけか、もうおフザケには見えない!
それよりも、こんな変な格好して真剣に戦ってる世にも珍しい千葉VS成田の殺陣を目に焼き付けるほうが先決だと気がつくべきなのだ!!
そして千葉さんの弟子である真田広之さんらが一気に船にのり!敵の基地の内部に突撃してわずか10メートルの通路を飛行する!これがのちにルーカスのILMが逆パクリし、EP6のデススター2の内部を飛行して動力源をぶっ壊す、例のアレの参考にされたという伝説があるシーンだ!(本当かどうかはわからないけど、メチャクチャ似てる・・・あっちのほうが特撮レベルは上だけど)
そして爆発!炎上!迫力ある特撮が怒涛の連続!
スターウォーズと比較されるせいで評価低くいけど、普通に特撮としてみたら迫力がすごい!めちゃくちゃ頑張ってる!
とまぁ、後半になると、大変楽しく興奮するシーンは満載の宇宙からのメッセージなわけで、何回みてもやっぱり前半は笑ったり、突っ込んだりして、後半になるとドンドン映画にノッテきて、最初はあまりにチグハグだったものが、ノリと勢いの力技で合体しようとするのです。
そのノリに乗れたものには、最後にやってくるあの謎の感動を味わうことになるわけです。
というわけで、僕はこの映画、やっぱり大好き。
続編というか、テレビ版の銀河大戦も後にふれたいんですが、この映画、はじめっから「スペースオペラの戦隊モノ」と思って見ると、また違った楽しみ方が出来るかもと思っています。
また、各所に時代劇感があるってところも、らしくて好きです。
元々東映特撮であるライダーとか戦隊もの自体が時代劇の要素を取り入れて作られている経緯もあるので、この映画もまた、時代劇から作った特撮の一つですしね。
さらにスターウォーズもまた時代劇から作られた経緯をふまえると、なんというか、時代劇という一つのジャンルから、本当に色んな作品が生まれてきたんだなと思ったりもします。
また、SF映画というジャンル自体が、スターウォーズ以前とスターウォーズ以降でまったく別の代物になったというか。
そもそも本来のスペースオペラであったり、SF映画というのは、どちらかといえば宇宙からのメッセージの方が実は正解な気もしてます。
宇宙からのメッセージの配信先
宇宙からのメッセージの配信先は
・HULU
などです。